2011年3月  読書 PFドラッカーのマネジメント 

マネジメントのまとめ    

  2011年2月から1年かけて皆で読み,発表し,話し合った, over drinking.

       その最後のまとめ を記します。

 

序章 マネジメントの使命 

組織は成果をあげる。(p9

1.特有の使命を果たす

2.人を生かす

3.社会の問題を解決する  

      + 明日を創造する (戦略的であること リスクを冒す) 

 

1章 企業の成果  (p22)

      自社をいかに定義するか

1.事業は何か、  目的は、顧客を創造する

              顧客からスタートする  →  マーケティング

                                新たな満足を生み出す  →  イノベーション

2.何になるか、

3.何であるべきか

戦略計画とはなにか (p39

リスクを伴う起業家的な意志決定を行い、

実行に必要な活動を体系的に組織し

     それらの活動の成果を予測したものと比較測定するという

       連続したプロセス

 

2

  

3章 仕事と人間生産的な仕事を通して人に成果をあげさせること(p53)

人と労働のマネジメント       

         X理論、Y理論、アメとムチ いずれも心理操作による支配

働きがい(p67) 

働くことが成果をあげ、その人の自己実現につながる状況、

自らが大儀に貢献していることを自覚できる状況

働きがいの3つの条件 (p74)

仕事に責任を持たせる

→生産的な仕事、情報のフィードバック、継続学習

       人は最大の資産 (p81)

仕事と職場に成果と責任を組み込む

働く人を生かすべきものと捉える

人の強みが成果に結びつくように人を配置する

 

イギリスのインド支配(p131)    

       19世紀後半インドを支配したのは20歳代の若者であった。

なぜ可能だったか?

彼らにとって、挑戦に満ちた仕事であったから

 

4章 社会的責任 (p83)

組織の活動が、人・環境・社会に与える影響について責任をもつ

  ただし、

能力と価値観による限界(p101)

自らの価値体系に合致しない課題に取り組むことは避ける

権限の限界 (p103)

    企業が責任を問われる時、それについて

「権限を持っているか、持つべきか?」自問する

 

5章 マネジャー

マネジャーの仕事 (p128)

共通の仕事

      1.目標を設定する           2.組織する 

    3.動機づけとコミュニケーションをはかる

      4.評価測定する           5.人材を開発する

 

優れたマネジャー 一流の仕事を要求し、自らにも要求する

何が正しいかだけを考える 誰が正しいかを考えない

真摯さ! が重要

マネジャーの職務設計 (p134)

その仕事は、上、下、横との関係で規定される

必要な情報をどこから手に入れるか、

上下横の誰が自分の情報を必要としているか

目標管理 (p139)

組織があげるべき成果を明らかにする

目標にはチームとしての成果を組み込んでおく

目標は組織全体の目標から引き出したものであること

短期的、長期的な視点でみる

 

6章 マネジメントの技能  (p151)

意志決定    効果的なのは行動と成果に対するコミットである

             予測に対するフィードバックも重要

何についての意志決定かを明らかにする(問題を明確に)

反対意見を出しやすくする

問題の理解を深める

なぜその人の意見が違うのか考える

自分と違う現実を見ている?

自分と違う問題に関心を持っている?

反対意見の妥当性を徹底的に考えることも重要

複数の解決策を検討

意志決定のプロセスの中に実施の方法や責任を組込んでおく

              (関わりのある人を巻き込んでおく)

行動するか否か?  

得られるものがコストやリスクよりも 大きいときは行動する

 

コミュニケーションの技法 (p158)

受け手の言葉を使って話す

受け手は期待しているものだけを知覚する そうでないもを知覚させるにはショックが必要

目標管理の最大の目的は、

    上司と部下の知覚の違いを 明らかにすること

目標管理によって他の方法では出来ない経験をする       これを通して上司を理解する

 

7

 

8章 トップマネジメントの役割  (p224

 事業の目的を考える

         トップの行動,価値観,信条は組織全体の基準となり精神となる

トップマネジメントの役割は多様である故、複数の人に割り当て、かつ自立性をもたせる

 

9章 マネジメントの戦略 (p266

イノベーションを行う組織の特徴

意味 顧客からスタートする

力学 既に発生しているが経済的にはまだ現れていない

      変化がイノベーションの機会となる

cf 世界の動きを変える、起業家が試みる

    イノベーションもあり  S. Jobsがそう

戦略 より新しく、より違ったもの、目標を高く設定

姿勢 イノベーション(変化)に対する抵抗

変化は例外ではなく規範であり、

脅威ではなく機会であると捉える風土が必要

 

正統性 (p275)

組織の目的を遂行するには権限が必要  

   この権限は正統性のある権限であること

                                 (そうでなければ専横となる)

正統性があるか? 

人の強みを生産的なものにしているマネジメントを行っているかに依る

                       (個人の強みは社会のためになる)

 

感想 一言で言うと、仕事や日常生活において、

ものの考え方のバックボーンを得ることができた!! 

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コメント: 2
  • #1

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