栄養相談

 当クリニックでは、生活習慣病の予防に力を入れています。

糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、肥満などは、普段の食生活を改めることにより、

大きく改善することができます。今まで、栄養相談をなさったことがない方はもちろん、以前受けたけれど、もう忘れたのでもう一度話を聞いてみたいと思う方は、どうぞご相談ください。

 

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平成24年3月

 

花粉症に負けない食生活について

 

 

 花粉症は、花粉が目や鼻の粘膜に付着しておこるアレルギー症状です。花粉症を予防するためには、花粉をできるだけ取り込まないことと、バランスのとれた食生活が大切です。

食事では、インスタント食品や加工食品を避け、刺激の強い香辛料は控えましょう。高たんぱく、高脂肪の食生活を見直し、魚や野菜がきちんととれる和食がおすすめです。食生活と睡眠を十分にとることで免疫力を高め、花粉に負けない体作りを目指しましょう。

 

免疫力を高める栄養素と花粉症の症状を和らげる食べ物

 

   ビタミンA

 皮膚や粘膜を正常に保ち、感染症を予防し、活性酵素を除去してくれます。

レバー・卵・モロヘイヤ・にんじん・ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。

   ビタミンC

 ストレスに負けない体をつくり、皮膚を丈夫にします。

  ピーマン・菜の花・ブロッコリーなどの緑黄色野菜、果物に多く含まれます。

   αリノレン酸

 αリノレン酸を多く含んだ野菜や海草はアレルギーを抑える働きがあります。特にシソはαリノレン酸が多く含まれるので、花粉症に良い食べ物としてよく紹介されます。

   食物繊維

 腸内にある悪玉菌などの有害物質を体の外に出し、善玉菌を増やして腸内環境を改善してくれます。わかめ、ねかぶ、もずくなどの海草や野菜、コンニャクや精製度の低い穀類に多く含まれます。

   ポリフェノール

 ポリフェノールは強力な抗酸化作用があり、細胞や血管の老化を予防してくれます。また花粉症対策の機能性食品には「ポリフェノール」の一種が多くあります。ポリフェノールはくしゃみや鼻水といった花粉症の症状を引き起こす炎症物質(ヒスタミン)が放出されるのを抑制する働きがあります。緑茶・甜茶(てんちゃ)・べにふうきなどに多く含まれます。

 

 また乳酸菌の中で「乳酸菌L-92株」という種類のものが花粉症の症状に効果があると言われています。このような機能性食品を利用するのもひとつの方法だと思います。しかし、花粉症は免疫機能が低下すると発症しやすいので、普段から規則正しい生活とバランスの取れた食事を心がけることが大切になります。

 

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平成23年12月    風邪やインフルエンザに負けない食事や栄養    


 風邪やインフルエンザはウイルスに感染することで起こります。ウイルスが体内に侵入すると体の中の防御機能が働きウイルスを退治します。しかし、体力が低下するとその機能が働かず、発病したり症状が重くなります。

 栄養のバランスのとれた食事で、体に抵抗力をつけ、ウイルスに対する免疫力を高めましょう。風邪やインフルエンザの予防に効果のある栄養成分についてご紹介します。


● たんぱく質
 たんぱく質は体の構成成分で、生命維持や活動する上で欠かせない栄養成分です。血液・筋肉・各種臓器を作り免疫細胞の材料となって免疫力を強化し、病気への抵抗力を高める機能を持っています。
★ たんぱく質を多く含む食品【魚・肉・卵・大豆製品・牛乳・乳製品】

 

● ビタミンC
 ウイルス感染や寒さへの抵抗力をつけ、風邪の予防や回復に大変役立つビタミンです。発熱時には
耗が激しいので、十分に摂ることが大切です。
★ ビタミンCを多く含む食品【キウイ・みかん・イチゴ等の果物やブロッコリーやキャベツ等の野菜】

 

● ビタミンA
 ウイルスの侵入口となる鼻や喉の粘膜を丈夫にするので風邪やインフルエンザ予防に欠かせない栄養成分です。動物性食品に含まれるビタミンAはそのまま体内に吸収され、緑黄色野菜に含まれるカロテンは体の中に入ってビタミンAの働きをします。油と一緒に料理すると吸収率がアップします。
  ★ビタミンAを多く含む食品【レバー・うなぎ・アナゴ・牛乳・乳製品・にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、春菊などの緑黄色野菜】


● ビタミンE
白血球やリンパ球の働きをよくして、免疫力を高めます。冷え性予防や血行をよくする働きもあり、動脈硬化の予防にも効果があるビタミンです。
★ ビタミンEを多く含む食品【植物油・大豆・アーモンド・うなぎ・サンマ・いわし、アボカドなど】

 

● 硫化アリル
 ねぎやニンニクなどに含まれる刺激臭のある香気成分で、強い抗菌作用と免疫力を高める働きを持っている成分です。体を温める作用もあり、少量を常食すると滋養強壮につながります。
★ 硫化アリルを多く含む食品【白ネギ・たまねぎ・ニンニク・ニラ・ラッキョウなど】

 

● カテキン
 強い抗菌作用や抗ウイルス作用を持っています。特に緑茶の渋みのもとであるタンニンには炎症を鎮める働きがあり、お茶でうがいをすると喉の痛みが治まります。
★ カテキンを多く含む食品【緑茶・紅茶・ウーロン茶など】

 食事で免疫力をつけることも大切ですが、十分な睡眠、軽い運動などで体力を維持することも心がけましょう。また風邪やインフルエンザが流行る季節には下記の点に注意して、ウイルス感染を防ぎましょう。

 

○温度・湿度に気をつける
 室温は18~20度が適温です。高すぎる室温は寒さへの抵抗力を弱めます。また湿度は70%前後
に保つとウイルスの活動が弱まり感染力が低下します。加湿器などで乾燥を防ぎましょう。また1時間に1度は換気することも大切です。

 

○外から帰ったらうがいと手洗いをしましょう
  ウイルスがついた手のままべたべたと家中を触ってしまえば、菌をまき散らかしているのと同じです。家に帰ったらうがいと手洗いは忘れずに。手洗いは必ず石鹸で行いましょう。

 

○人ごみはなるべく避けましょう。
 人がたくさん集まる温度の高い所ではウイルスの感染の確立も高くなります。有事がない限り出歩かないことが最善の予防です。通勤、通学時はマスクをするだけでも効果があります。

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